この記事では、兎に角長くてややこしい公務員試験のスケジュールについて説明します。試験計画を立てておくと勉強の効率UP!
スケジュール
スケジュールを把握しておかなければ受験できなかったり、対策が不十分になりかねません。まずは大まかな流れを把握しておきましょう。
例としてA県庁(A日程)・B市役所(B日程)・C市役所(C日程)のスケジュールを確認してみましょう。
※下記の順番は目安に過ぎません。順序や日時が変わることもあるので自身のスケジュールを確認してください。
【1〜4月頃】 ~~~~~~~~~~~~~~~~~
(参加必須ではありません。しかし志望先を知るためにも是非参加しておきましょう!個別説明会は予約が必須の場合や人数制限がある場合があります。その場合は早めの予約を心掛けましょう。説明会では質問時間も設けてくれます。より効果的に情報収集をするためにも質問を考えておくと良いです。ここでのやり取りが面接などでいきてくることも!※説明会を開催していない自治体もあります。)
【5月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(まずは受験の手続きです。インターネット申し込みと書類申し込みがありますが、お手軽なインターネットで済ませて問題ないでしょう。申し込み時に個人の情報を登録するだけでなく、志望動機等を記入させる自治体もあります…申し込み期限に間に合うようにこの頃までに志望動機や自己PR等をまとめておくと楽になります。このように受験申し込みに加えて文章を書かせる自治体の場合は、
手書きの方が印象が良いでしょうから書類申し込みがオススメです。
)
【6月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(基本的にどの自治体でも教養試験と専門試験の2つの筆記試験を受験することになります。自治体によっては集団面接等を一次試験で実施する場合もあるようです。)
(A県庁の試験が始まる前or試験期間中にB市役所の申し込み期間が設けられます。受験予定の人はA日程と同様に忘れずに申し込みをしておきましょう。)
【7月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(合格していた場合、郵送書類で二次試験の日時が指定されます。)
(個別面接試験を実施する自治体が多いようです。自治体によっては論文試験や集団討論試験を実施する自治体もあります。B日程の一次試験と日にちが近い場合も多く、厳しいスケジュールで試験対策を行うことに…)
(A日程と同様に教養試験と専門試験が実施されます。試験問題の難易度はA日程より少し低下する場合が多いようです。)
【8月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(二次試験合格で選考が終了する自治体と三次試験まで選考が続く自治体があります。前者ならばめでたく内定となります。後者ならば郵送書類で三次試験の日時が指定されます。)
(個別面接試験〈二回目〉や集団討論試験を実施する場合が多いようです。三次試験に限りませんが、合格発表日から一週間後が試験日に指定されることもあります。それを覚悟して、対策を進めておくことが重要となります。)
(合格していた場合、郵送書類で二次試験の日時が指定されます。)
(A日程と同様に個別面接試験や論文試験や集団討論試験等が実施されます。頭の中で志望動機等をA日程自治体と区別・整理しておきましょう。ごちゃごちゃにならないように・・・)
(A.B日程と同様に、受験予定の人は忘れずに申し込みをしておきましょう。)
【9月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(合格していた場合めでたく内定となります。)
(合格していた場合、郵送書類で三次試験の日時が指定されます。二次試験で選考終了の自治体もあります。)
(個別面接試験〈二回目〉や集団討論試験を実施する場合が多いようです。)
(A日程、B日程と同様に教養試験と専門試験が実施されます。B日程の一次試験から少し時間が空くので、復習を欠かさないことが重要です。)
【10月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(合格していた場合、内定となります。)
(合格していた場合、郵送書類で二次試験の日時が指定されます。)
(個別面接試験や集団面接試験、集団討論試験、論文試験、作文試験などが実施されているようです。)
【11月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(合格していた場合、郵送書類で三次試験の日時が指定されます。)
(個別面接試験等を実施するようです。)
【12月頃】~~~~~~~~~~~~~~~~~
(合格していた場合、内定となります。)
スケジュールを書いてて思いました。公務員試験はやっぱり滅茶苦茶長いですね!!
また色んな自治体の試験が入れ乱れてて複雑なんです。
一次試験から二次試験の間が一か月くらいあったり、合格発表が遅かったりするので長期戦は必至です。
A日程自治体のみを目指す人はB日程やC日程自治体を受験する必要はありませんが、実際は多くの人が申し込みます〈滑り止めだったり、B日程自治体が第一希望だったり〉
記事の初めの方で書きましたが、さらに
国家の公務員試験等を併願することができます。(国家総合職、国家一般職、労働基準監督、
国立大学法人などなど)
つまりどうしても公務員になりたい人は、さらに加えて公務員試験を受験することができるのです!
しかし地方公務員試験だけでも日程がごちゃごちゃ且つ忙しいのに、もっとスケジュールが厳しくなるということにもなります。
私は当時、国家総合職と国家一般職とA~C日程自治体を受験予定で進めていましたので6月から8月頃は体力的にも精神的にも疲労していました。
私が周りの受験生に聞いた話ですと、4つ程度の試験を受験する方が多いようです。
公務員試験は受験無料です。少しでも興味がある試験には申し込みをしておき、自身の状況にあわせて辞退するなどして調整すると良いでしょう。
他の試験同士で試験日がかぶっていまい、どちらかを辞退しなければならないことがあります(私もありました・・・)多くの受験生が経験することです。泣きながら一方を辞退してください。
このように、長期戦を余儀なくされる公務員試験ですが頑張って内定を勝ち取ってください!!
次の記事では、試験科目について軽く説明していきたいと考えています。