教養試験科目(共通)と専門試験科目(土木)
ほぼ全ての自治体で一次試験となるのが筆記試験です。今回は一次試験(筆記試験)の出題科目について軽く説明します。
まず、どの受験区分(一般事務、保健、土木、機械など…)で受験したとしても基本的に教養試験と専門試験の2種類の筆記試験を受験することになります。
それぞれの自治体の採用試験案内に教養試験と専門試験の出題範囲が記載されていますが、詳しく紹介していきます。
※専門試験は土木職の内容を紹介します。
教養試験
各受験区分共通の試験。基本的に高校までの知識を問う。科目は以下の通りです。
- 数的処理《数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈》
- 文章理解《現代文、古文、英文》
- 社会科学《政治、経済、社会》
- 自然科学《数学、物理、生物、化学、地学》
- 人文科学《日本史、世界史、地理、思想、文芸》
教養試験は科目数が多く、各々の出題範囲が広いことが特徴です。また各分野が独立しているので、相当な学習時間が要求されます。全てを学習するとなると1年なんてあっという間に過ぎていくかもしれませんね…
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教養試験のおすすめの勉強方法は後の記事で紹介したいと思いますが、まずは試験範囲がかなり広いんだということを知っておいてください。
専門試験 【土木】
受験区分に応じた専門知識を問う択一試験。科目は以下の通りです。
専門試験は教養試験より専門的ですが比較的出題範囲が狭いことが特徴の試験です。各科目の関連性があるため、学習するほど点数がとれるようになると思います。
土木知識は選択肢の説明の正誤を問う形となります。
教養試験も専門試験もなんだか科目も多いし勉強大変そうだなぁ、一体何を勉強したらいいんだろうといった声が聞こえてきそうなので
次の記事では教養試験の勉強方法について解説していきたいと思います。